国家資格キャリアコンサルタント試験用「キャリア理論キーワード集」作りました

学科試験用「キャリア理論キーワード集」

この度、未来のパーソンズの初の作品が完成しました。

国家資格キャリアコンサルタント試験の学科試験に頻出のキャリア理論と人物に焦点を当てたキーワード暗記集です。

自分たちが、キャリア理論と人物を覚えることに苦戦したことをきっかけに、少しでも覚えやすくなるように問題形式で作っています。

 

f:id:sacocareer:20181205012241j:plain  

URL : http://amzn.asia/d/a3NRZkv

Kindle 価格: ¥ 300

kindle unlimitedでも見ることができます。

 

キャリア理論キーワード集作成の背景について

国家資格キャリアコンサルタント試験の学科試験最大の壁といえば、キャリア理論ではないでしょうか。

私たち「未来のパーソンズ」メンバーも”人物名と理論”を覚えることに、とても苦労しました。

 

「シュロスバーグ、ギンズバーグ、、、エリクソン、レビンソン、、、、」

など、それぞれの人物の区別が難しいですし

「キャリアレインボー、キャリアサイクル、ライフサイクル理論」

など、似ている理論がたくさんあります。

 

しかし、試験では多くのキャリア理論に関する問題が出てきます。

試験勉強をする中でも、「どうすれば効率よく覚えられるだろうか」と日々悩んでいました。

 

そこで、作成したのがこの「キーワード集」です。

私たちと同じように、キャリア理論に苦しめられている方達の力に少しでもなれるようにという思いで、このカードを作成しました。

 

キーワード集のこだわりポイント

過去10回分の試験を分析し、頻出度が高い順番に問題を作成しています。

問題に関しては、穴埋めになっています。

 

f:id:sacocareer:20181209163906p:plain
もちろん、回答もセットになっています。

テキストを読むだけでは、覚えにくい内容もカードで穴埋め形式で覚えていくことでより効率的に覚えていただけたらと考えました。

 

アドバイスも受け付けています

早速世の中に出したところ、まだ宣伝をしていないのにも関わらず、購入してくださった方がちらほらといました。

購入した方が後悔しないように、万全を尽くしましたが、まだまだ改善余地はあると思います。 

今後、もっともっと改良してより良いものにしていくためにもキャリア理論キーワード集に関する意見やアドバイスを受け付けています。

 

Twitterでもメールでも気軽にご意見いただけますと幸いです。

 

連絡先:sacocareer@gmail.com

Twitter:@sacocareer

 

 

”未来のパーソンズ”オリジナルのキーワード暗記集

この度、国家資格キャリアコンサルタント試験の学科試験に頻出のキャリア理論と人物に焦点を当てたキーワード暗記集を作りました。

自分たちが、キャリア理論と人物を覚えることに苦戦したことをきっかけに、少しでも覚えやすくなるように問題形式で作っています。

 

f:id:sacocareer:20181205012241j:plain

 

ぜひ、こちらのURLから覗いてみてください。

 

販売価格は300円で、Kindle unlimitedの方は無料で見ることができるようです。

 

Amazonでも奇跡的に2位にランクインしています。

 

f:id:sacocareer:20181205012044p:plain

 

【キャリコン実技試験】キャリアコンサルタント実技試験の5つのポイントについて

みなさん、こんにちは!

パーソンズ(旧サコキャリ)のやましたです。

 

「第10回 国家資格キャリアコンサルタント試験」の学科試験が終わり、自己採点の結果に一喜一憂している方も多いのではないでしょうか。

 

合格点に達して、ホッとしている方も合格点に届かずがっくりしている方も、次は実技試験(論述+面接)が控えています。

キャリアコンサルタントの試験は、学科or実技を同時に合格できなくても、どちらかを合格すると次回は不合格だった試験のみを受けることができます。

 

学科試験が不合格だった方も、がっくりしていては実技試験に響くので、一旦綺麗さっぱり忘れてしまって実技試験に切り替えていきましょう。

 

今回は、実技試験をなんとか合格することができた私が、実技試験を受ける中で感じたことについて共有できればと思います。

 

少しでも誰かの力となり、合格に貢献できれば幸いです。

 

 

 

キャリアコンサルティング実技試験の5つのポイントについて

 

①待合室の緊張の波に飲まれない

試験会場は、独特の緊張感が流れていました。

もちろん初対面の方ばかりですし、それぞれ緊張しているせいか会場は静まり返っていました。こういう時、不意に大声を出したくなりますよね。

私が参加した会場では前半・後半と別れて実施することになっていて、私は後半になったため30分近くの待機時間がありました。

正直、待ち時間があればあるほど緊張の波に飲まれそうになりました。

しかしそんな時こそ、バンデューラ先生の出番です。

「僕はあんなに練習してきたんだ、できる、できる」と自分に言い聞かせていました。

 

②試験会場の緊張の波に飲まれない

試験会場もまた独特の緊張感が流れています。

試験官2名とクライエント役1名の計3人が狭い部屋の中にいました。

人に見られながらキャリアコンサルティングを実施する機会はほとんどないので、余計に緊張したような気がします。

ここでもバンデューラ先生が活躍してくました。

ちなみに、バンデューラ先生は女性だと思っていましたが、Googleで調べてみると白髪の男性が出てきた時は非常に驚きました。

まさに”思い込み”です。すみません脱線しました。

 

③クライエント役の設定に動揺しない

クライエント役の設定に動揺しないことも重要です。

例えば、50代のクライエント役の方が20代の学生を演じることもあります。

試験会場の外で、事前に設定を渡された上で、部屋に入室し、初めてクライエントと対面するので

対面した際に「全然違うやないかい」とツッコミを入れるのは心の中だけにしておいて、「そんなこともある」と落ち着くことがポイントだと感じました。

 

④クライエントの態度に動揺しない

設定によっては、あえて強く当たるクライエントもいるようです。

急に黙り込んだり、急に怒り口調になることもあるようです。

実際のキャリアコンサルティングの場面でも、このような場面に遭遇することはきっとあります。

だからこそ、クライエントの態度に対して焦らずに落ち着いて、傾聴していきましょう。

練習のうちから、そのような設定で練習してみるのもいいかもしれません。

 

⑤面接試験の時間内に無理にカウンセリングを完結させようとしない

試験は面接試験15分、口頭試問5分という短い時間で実施されます。

当然ですが15分で、完結することは不可能です。

焦って、具体的な方策の提案まで急ぐ必要はありません。

実際、私も細かく深掘りしている過程で終了しましたが、無事に合格しました。

完結ことを目指すより、相手の気持ちに寄り添って傾聴していくことと、面接試験終了後の口頭試問で、何ができて何ができなかったかを振り返ることが重要なのかなと感じました。

 

 

まとめ

今回は、実技試験のポイントについてご紹介しました。

1発合格したものの、何が要因だったかを特定することは難しいため、自分自身が重要だと感じたことについてまとめてみました。

第10回の実技試験を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

また、Twitterでもキャリコンを目指す方や取得後の方と交流できればと思いますので、ぜひフォローをお願いします。

 

twitter.com

 

”未来のパーソンズ”オリジナルのキーワード暗記集を発売しました

この度、国家資格キャリアコンサルタント試験の学科試験に頻出のキャリア理論と人物に焦点を当てたキーワード暗記集を作りました。

自分たちが、キャリア理論と人物を覚えることに苦戦したことをきっかけに、少しでも覚えやすくなるように問題形式で作っています。

 

f:id:sacocareer:20181205012241j:plain

 

ぜひ、こちらのURLから覗いてみてください。

 

販売価格は300円で、Kindle unlimitedの方は無料で見ることができるようです。

 

Amazonでも奇跡的に2位にランクインしています。

 

f:id:sacocareer:20181205012044p:plain

 

【活かし方】国家資格キャリアコンサルタントの資格を取得して実際に行動したことについて

みなさん、こんにちは!

パーソンズ(旧サコキャリ)のやましたです。

普段はTwitter(@tatsuyaa11)のアカウントを使っていますが、パーソンズのメンバーとしてTwitter(@sacocareer)のアカウントも更新しています。

これまで、さこさんの陰に隠れていましたが、少しだけ顔を出して記事を書いていきたいと思います。

僕は第6回で国家資格キャリアコンサルタントを取得し、8ヶ月の期間が経過しました。

共感してくださる方は多いかもしれませんが、キャリアコンサルタントの資格を取得したものの、どう活用していくべきかとかなり悩んできました。

仕事終わりでヘトヘトな自分に鞭を打って養成講座に通い、過去問を何度も何度も解いて、時には人物の多さに涙し、血の滲むようなロープレを乗り越えて資格を取得したのにも関わらず、資格を活かす機会が少ないのが現状のキャリアコンサルタントだと思っています。

( ※正直に言うと、一番辛かったのは費用 )

しかし、現状に不満を言っていても仕方がないので、なんとか自分で資格を活かす機会を作り出そうと努力しました。

そこで、今回は、せっかくキャリアコンサルタントの資格を取得したのに、資格を活かす場所がない、という方向けに僕が行ったことを書いて見たいと思います。

 

資格を活かす場所がない問題

国家資格キャリアコンサルタントの試験に無事合格したものの、なかなか実践の場で活かせていない人は、非常にたくさんいると思います。

何か、活かせる仕事がないかと探しても現状、キャリアコンサルタントを活かすためには、民間企業に就職したり、公的機関で有期雇用として契約をしないと仕事がないことがほとんどです。

(他にもあれば色々教えてください)

また、いきなり仕事としてキャリアコンサルタントの仕事を請けるのも中々、勇気がいることだと思います。

正直なところ、学科試験と実技試験に合格して資格を取得したからといって、有料でのキャリアコンサルティングを堂々とできる人ってそんなに多くないのではないかと思います。

 

まずは資格を取得したことを多方面に報告した

とはいえ、動き出さないと何も始まりません。

そこで、僕は「国家資格キャリアコンサルタントの資格を取ったよ!」と恥ずかしい気持ちを抑えてmFacebookやTwitterなどのSNSを用いて、多方面に報告をしました。

「大丈夫かな?」という思いはありますが、まずはやってみないと上達はありえないからです。

また、仲のいい友人にも、”国家資格キャリアコンサルタントの資格を取得したこと”、”これからキャリアコンサルティングを広めていきたいという熱い思いを持っていること”を伝えた上で、「もし周りでキャリアに悩んでいる人がいたら、ぜひ紹介してほしい」とお願いをしていきました。

泥臭い話ではあるのですが、100人以上にはお願いしたかと思います。

すると、友人が少しずつ紹介をしてくれるようになりました。

また、1度相談に乗った方が「キャリアコンサルティングよかったよ」と友人を紹介をしてくださるケースも増えたのです。

結果的に、8ヶ月で約50名に対してキャリアコンサルティングを実施することができました。

 

キャリアコンサルティングってなんぞや?

当たり前ですが、そもそもキャリアコンサルティングってなに?というところから会話は始まります。

国家資格として存在していることを知ってくれてる人も、ほぼ0だと言っても過言ではないと思います。

だからこそ、発信することが大事だと思いました。

倫理綱領には、”自己の身分や業績を過大に誇示したりするな”と記載されていますが、積極的にアピールしていかないと「キャリアコンサルティングの存在すら認知されない」と思うので過大な誇示にならない程度にはアピールをしました。

やはり、資格を取得した人やキャリコンを受けたことある人以外だと、転職エージェントとの違いを理解できていることはほとんどないと思います。

(もちろん転職エージェントをしながら資格を保有されている方もいます)

 

Matcherというアプリを利用して学生との面談も行った

また、MatcherというOB訪問アプリを活用して就活生とも頻繁に面談を行いました。

このアプリに関しては、資格を取得する前から積極的に活用していて、今までで30名以上の学生の方とお話ししています。

 

f:id:sacocareer:20181118214106j:plain

面談が終わった方からは、こんな感じでレビューもらえるので、モチベーションも上がります。

自分が学生だったら是非とも使いたかったアプリです。

 

輪を広げることで繋がった企業内キャリアコンサルティング

そして、まだ始めたてですが、企業内キャリアコンサルティングの仕事も始まりました。

この仕事に関しては、今度詳しく書いてみようと思いますが同じ資格学校に通っていた方からのお誘いで、企業内キャリアコンサルティングの仕事を請けることができたのです。

実は、資格学校は同じだったのですが同じ授業を受けていたわけではなく資格取得後のイベントで出会いました。

積極的にキャリアコンサルタント同士で、輪を広げることも大切だなと感じました。

 

読書による自己研鑽

より良いキャリアコンサルティングのためには、養成講座での勉強だけでは決して足りません。

そこで、通勤の電車や寝る前などの時間を使って読書は欠かさないようにしています。

このあたりの本は一気に購入して、読み漁りました。

 

1、キャリアコンサルティング理論と実践

→忘れかけていた知識を再度インプットするために使いました。

 

2、謙虚なキャリアコンサルティング

 →実践の場面で、非常に参考になりました。

 

3、マイクロカウンセリング

 →こちらも事例が充実しているため参考にしています。

 

量をこなすことと振り返ることの大切さ

資格を取得してから最も重要だと感じたことは、量をこなすことと振り返ることの大切さです。

まず、量をこなすことで座学やロープレでは得られなかった経験と知識を自分の中にたくさん蓄積していくことが面談の質の向上だと思っています。

ただ、闇雲にこなすだけではダメで都度、自らの面談を振り返って、自分自身で良かった点と悪かった点を洗い出したり、時にはクライアントに感想を求めることもしています。

守秘義務が前提ではありますが、一緒にキャリコンに取り組むメンバーとフィードバックをしあうことも大切だなと感じています。

キャリアコンサルティングはどうしても独りよがりになってしまい、自分のやり方が全てになってしまいがちだと思うので、盲目的にならずに定期的にベテランの方からのフィードバックをもらうべきだと強く思います。

(現在、スーパーバイザー募集中です)

 

 

まとめ

まとまりのない文章になってしまいましたが、今後も少しずつ自己研鑽を重ねて、自分自身のスキルを向上するとともに、キャリアコンサルティングの良さを広めていけたらなと考えています。

今後も、ブログやTwitterの更新を頑張っていますので、是非フォローをよろしくお願いいたします。

 

Twitter: @sacocareer

  

”未来のパーソンズ”オリジナルのキーワード暗記集を発売しました

この度、国家資格キャリアコンサルタント試験の学科試験に頻出のキャリア理論と人物に焦点を当てたキーワード暗記集を作りました。

自分たちが、キャリア理論と人物を覚えることに苦戦したことをきっかけに、少しでも覚えやすくなるように問題形式で作っています。

 

f:id:sacocareer:20181205012241j:plain

 

ぜひ、こちらのURLから覗いてみてください。

 

販売価格は300円で、Kindle unlimitedの方は無料で見ることができるようです。

 

Amazonでも奇跡的に2位にランクインしています。

 

f:id:sacocareer:20181205012044p:plain

 

 

【論述も面接も受験団体によって差が?】国家資格キャリアコンサルタント実技試験における協議会とJCDAの違い

 みなさん、こんにちは!

パーソンズ(旧サコキャリ)のサコです。

 

私は、キャリアコンサルティング協議会(以下、協議会)日本キャリア開発協会(以下、JCDA)の両団体の実技試験を受験するというおそらく珍しい経験をしました。

そこで、今回は、協議会JCDAの実技試験をそれぞれ受験した私が感じた両団体の差について、細かくまとめてみました。


私は、協議会対応の養成講座で学び、第6回の協議会の学科試験、第8回のJCDAの実技試験で合格しました。

実は、第6回と第7回の協議会の実技試験では不合格という結果でした。

この2連続の失敗は、私に試験の怖さを覚えさせるだけでなく、出口のないくらいトンネルを歩いている気分にまでさせ、復習のために開いた養成講座のテキストが以前より分厚くさえ見えました(笑)

 

受験団体の変更の経緯と違いについて

受験団体を変更する過程での情報収集により、怖さを感じていた試験が、少しずつ楽しみなものに変わっていく経験もしました。

 

以下4項目は、全て私が悩み、考え、解釈した内容をそのまま記録しています。
私見や断片的な情報も多く含まれますが、受験される方の参考になれば幸いです。

 

1、なぜ受験団体を変更したのか?

2、実技試験における採点基準の違い

3、論述試験における違い

4、面接試験における違い

 

1、なぜ受験団体を変更したのか?

 

受験団体を変更した理由はJCDAの試験が自分に合っていると感じたからです。

第6回、第7回と協議会の面接試験に連続で落ちたことで、再受験のモチベーションは限りなく0に近づいていました。

試験に申し込むのが億劫になり「もう諦めようかな」とさえ思いました。

 

しかし、「ここまで頑張って来たのだから、簡単に諦めてはいけない」と思い、国家資格キャリアコンサルタント受験者向けの無料相談に申し込んでみることにしました。

カウンセラーはJCDAでの合格者であり、初めてJCDAについて深く話を聞きました。

 

JCDAは【心の変容】、協議会は【行動の変容】を重視してるんですよ。」

というカウンセラーの言葉を聞いた時、

JCDAと自分に共通点を発見できたかの様な不思議な気持ちになりました。

 

私は「自分の言葉や行動で、相手の心を少しだけポジティブにできた瞬間が好きだ」と感じていたので、急にJCDAに親近感が湧きました。

それまで、協議会での受験を前提とした情報収集しかしていませんでしたが、書籍や有料セミナーを通じてJCDAの実技試験についても調べてみることにしました。 

地道に情報収拾を重ねていくと、合格率だけではない受験団体ごとの特徴に気づくことができました。

 
そして、養成講座は協議会対応でしたが、自分に合うと考えて、
JCDAの実技試験に申し込み、最終的に合格できました。
振り返ると、受験団体と自分の相性が確認できていたので、
試験にも怖さを感じずに臨むことができたことが印象に残っています。

  

2、実技試験における採点基準の違い

 

受験団体を変更するに当たって、まず確認したことは、採点基準の違いです。


百聞は一見に如かずだと思い、下記リンクの試験要項を熟読しました。

 

協議会> https://www.career-shiken.org/about.html

 <JCDA> https://www.jcda-careerex.org/information/requirements.html

 

記載されている内容は、重なっている部分も多いです。
ご確認いただいてお分かりになる通り、違いは、下記2点です。

 

①【論述試験の問題数】

  協議会:1問

  JCDA :1〜2問

 

②【面接試験の評価区分】

  協議会:「態度」「展開」「自己評価」

  JCDA :「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」

 

まず、【論述試験の問題数】の違いについてですが、
そもそも論述試験については、両団体で問題や回答アプローチが異なります。

そのため、問題数の違いを考察するよりも、どんな内容が出題されているかを過去問から把握することが先決だと感じました。

下記がリンクとなりますので、見比べた事が無い方はご覧ください。

 

協議会 過去問> https://www.career-shiken.org/past.html#contents02

JCDA 過去問>  https://www.jcda-careerex.org/past.html

 

読んだ方は、いくつか疑問や感想が出てくるはずです。
私が実際に受験して感じた違いについては、次項にて記載いたします。

 

次に、【面接試験の評価区分】の違いについて、整理してみました。

インターネットの情報だけで、この違いを整理することは難しいことかもしれません。

少なくとも受験当時の私には、できませんでした。

そこで、私は有料講座を活用しました。

 

ここでは、そうした講座の内容も踏まえ、各評価区分をどう噛み砕いて整理したかを
ご紹介いたします。

不足している視点や別の説明の仕方も多くあると思いますので、
参考までにご覧ください。

 

協議会

「態度」・・・ コンサルタントが褒めすぎたり、知ったかぶりせず、クライエントを受け止め、伝え返しを行い、クライエントが話しやすいと感じる雰囲気が作れたか?

「展開」・・・コンサルタントの質問や提案により、クライエントに気づきが生まれ、発言内容・表情・仕草などに変化はあったか?

「自己評価」・・・コンサルタントの「態度」や「展開」のポイントについて、15分間以降のプロセスも踏まえて、分かりやすく具体的に言葉にできたか?


<JCDA>

「主訴・問題の把握」・・・「経験代謝」を活用して、クライエントが悩むきっかけとなった時のことをコンサルタントが鮮やかにイメージすることができたか?

「具体的展開」・・・「経験代謝」を活用して、そのクライエントらしい言葉を引き出し、自問自答を促し、クライエントが気づきを獲得できたか?

「傾聴」・・・「受け止め・伝え返し・声のトーンやスピード合わせなどといった傾聴技法」を使って、クライエントに話しやすいと感じてもらえたか?

 

いかがでしょうか。
上記は私が苦手だったことを克服する意味であえて言葉にしている箇所もあります。
ぜひ、皆さま自身の言葉で採点基準を整理していただければと思います。

 

下記、補足です。

協議会対応の養成講座では、JCDAの実技試験へ臨む上で理解必須となる「経験代謝」「自己概念の影」を学ぶ機会はありませんでした。

上記、キーワードが初耳な方は、JCDA立野会長の下記論文(無料公開されています)をご覧ください。

 

キャリアカウンセリングとは何か? 
 第1章 https://www.j-cda.jp/prev/member/thesis/download/ronbun.pdf

 第2章 https://www.j-cda.jp/prev/member/thesis/download/ronbun2.pdf

 第3章 https://www.j-cda.jp/prev/member/thesis/download/ronbun3.pdf

 

また、JCDAで受験する方は、下記記事を是非お読みください。
評価基準が、シンプルかつ丁寧に解説されています。
https://opti-career.com/career-consultant170914/

執筆者は私が受験期にお世話になった「オプティキャリア」の「のん」さんです。
https://opti-career.com/profile/

 ※のんさん、掲載許可いただきありがとうございます!

 

3、論述試験における違い

 

この項目では、私が体感したり、学習した論述試験での違いを3点書きます。

前述しましたが、下記の過去問をぜひ開きながらご覧ください。

 <協議会 過去問> https://www.career-shiken.org/past.html#contents02

 <JCDA 過去問>  https://www.jcda-careerex.org/past.html

 

 ① 正解を絞れる問題があって嬉しいJCDA

 →協議会の問題は全問記述式ですので、選択肢のある問題はありません。

  難易度が低いと言われることの多かった【設問1】についても、
  より精度の高い文章を書こうと思って時間をロスするケースが私はありました。

  一方で、JCDAの【問い2】は「相応しい」か「相応しくない」か選んで、
  その理由を記述するものです。私は公開されている過去問3回分の添削を有料
  講座にてお願いし、正解を絞る方法が身についたと感じるまで対策しました。

  正解できる自信のある問題があることは、私にとって安心して論述試験に
  望める理由の一つになっていました。

 

 ② 逐語記録が早く読めるのにネタが多く埋まって
  いて嬉しい(けど悩ましい?)協議会

 →協議会の問題は、来談目的の逐語が省略されて冒頭にまとめられているので、  
  JCDAと比べると文字数が少なく、早く読めるように感じました。

  しかし、目を通すと分かりますが「クライエントのどのセリフを問題として
  捉えよう?」と悩むくらい、自己理解や仕事理解の不足箇所が沢山見つかります。

       有料講座の講師によっては、
  「【設問2】のところで、問題だと判断できた箇所は根拠と共に逃さず記述すれば
       点数になりやすいから」とアドバイスをもらったくらいです。

  【設問3】のコンサルタントからクライエントへの2種の提案も多くの可能性を
       考えられます。人により見方は異なりますが、回答者目線の問題だと感じました。

  ただ、ネタや回答の方向性が幅広い分、何を書いたら良いか分からず悩んでしまう
  方もいらっしゃるのではなかろうかと推察します。

 

③ 回答の方向性が絞られていて助かるJCDA  

 →①・②でも触れましたが、協議会の問題は自由度の高い部分があるので、
  全く筋の違う回答(大外しの回答)を書いてしまうリスクがあると思います。

  もしかしたらこの点は、JCDAと比べて協議会の方が論述試験の平均点が
  毎回少し低い傾向にあることと関連があるかもしれません。
  

  一方で、JCDAの問題は、
   【問い3・4】の回答に使用するネタが協議会よりも絞られていると思います。

  問題の逐語録に目を通すと、冒頭のクライエントが来談目的を話す部分や
  クライエント固有の言葉や感情をそのまま伝え返す部分が多くを占めていることが
  分かると思います。

       つまり、クライエント固有の言葉や感情(自己理解不足)を問題として捉え、
  回答していくと言う方向性が予め定まっています。

  私はこの点でJCDAの問題の方が回答しやすいな、と感じました。


細かい点にも言及しましたがいかがでしょうか。

ちなみに、両団体の問題と回答で使われる日本語に注意を向けると、
協議会では【設問】、JCDAでは【問い】という表現の違いに気づきます。

当然、こうした細かな違いは合否に全く影響がないと思います。
ただ、小さな気づきでも、試験を身近に感じる効果が私にはありました。 

 

 

また、JCDAで受験する方は、下記記事をぜひお読みください。
使えるキーワードまとめ部分など、大変参考になると思います。

http://amq87-coaching.hatenadiary.jp/entry/2017/07/15/キャリアコンサルタント試験対策%282%29_論述

例えば私の場合は、【問い1】で指定された語句を、
上記の記事で挙げられているキーワードで置き換えができるか?などと考え、
試験への理解を深めたりしました。

(執筆者は「amq87さん(はてなブログID)」さんです。掲載許可いただき、ありがとうございます!)

 

4、面接試験における違い

 

最後に、私が体感したり、学習した面接試験での違いを4点書きます。
あくまでも私が感じたことですので、ぜひ別の方の意見や感想も集めてみてください。

 

  ① メモがないからクライエントに集中しやすい協議会

       →協議会ではメモ用紙とペンは渡されないので、メモは物理的に不可能です。
   目の前のクライエントの話を集中して聞く外ありません。
           テーブルの上に、クライエントの設定が書いてある紙が置かれましたが、
           クライエントから目線を外したくないなと思ったのと、
           試験部屋への入室前に読む時間が設けられているものだったこともあり、
           特に使用しませんでした。

   一方で、JCDAではクライエント役から入室後にメモ用紙とペンをもらいます。
   私はクライエントから目線を外さないという意味で、事前に使わないと決めて
   いました。
           しかし、いざ試験部屋に入ると、やっぱりこのメモは意味があるから
   使うべきなのか?、もしかして有効に使えば加点ある?、などと迷いました。
   試験の本質とは関係ない余計な事を考えてしまいました。
   

  ② 面接官からの声掛けでリラックスできたJCDA

  → 第6〜8回いずれの試験も、試験部屋に入室すると着席するよう指示があり、
    試験内容や注意事項が面接官によって読み上げられました。

   その後、協議会ではすぐにロープレを始めるよう指示があり、ストップ
    ウォッチが押されました。少し慌ただしかった印象が今でも残っています。
 
    一方、JCDAでは面接官から私とクライエントに向けて、「椅子の位置は両者
   よろしいですか?」との声掛けがありました。簡単なコミュニケーション
   でしたが面接官からの気遣いが感じ取れ、少し気持ちが楽になりました。

   ただ、これは事前にキャッチしていた情報ではなかったので、
   面接官によって違うのかもしれません。

 

 ③ クライエントの最初の応答が短くて助かったJCDA

  →協議会の試験でロープレを行う時、私には困ったことがありました。
   「クライエントが切り出す来談目的が長過ぎて混乱する」というものでした。

    今振り返ると、「来談目的を正確に伝え返そう!」という気持ちが強過ぎて、
   クライエントが何を言いたいのか把握することに集中できていなかったのです。
   
           一方で、JCDAでは論述試験の【事例I・II共通部分】の一行目にある様に、
   来談目的が非常に短くまとまっています。

   それにより、受け止めたり、伝え返す内容がいきなり食い違ってしまうかも
   しれない、という不安を感じず、ロープレに集中して入ることができました。

   案の定、クライエントと会話のキャッチボールが最初に確実に行えたので、
   その後の応答が多少長くても、焦ったりぜずに進められました。
   

  ④ ロープレ中の失敗を口頭試問で取り返せる協議会

   → 「協議会ではロープレ中の失敗を逆にチャンスに変えられるかもしれない!」と
   聞くと少し安心しませんか。口頭試問でコンサルタント側が自身の15分間に
   ついて振り返る時のテクニックです。

   協議会対応の養成講座や有料講座の講師は
   「リカバリー」や「リカバリーショット」などと表現していました。

   要するに、自分の出来なかった点をきちんと把握していたり、
   時間が無くて聞けなかった質問について口頭試問で的確に言及すること等が、
   プラス評価になり得るということです。
    
     上記はJCDAでも当てはまることだそうですが、
   協議会のように【自己評価】が評価区分には入っていないので、
   合否への影響は協議会と比べると薄いとの情報も有料講座の中で知りました。

 

 

いかがでしたか。

上記以外で言及するなら、集合場所や試験部屋の雰囲気、案内のされ方、
面接官の人数などには違いがほとんどなく、
3回も受験するともう見慣れた景色になっていました。

クライエント役について、
「意図的にイライラさせるように話すクライエント役がいた!」との情報を聞くこともありましたが、私の場合は、3回とも丁寧な方々でした。

年齢や服装も役の設定に寄せるように、工夫されていることも見受けられました。 

 

上記は、あくまで私の面接試験に対する経験や解釈ですので、
参考程度にお考えください。

 

 まとめ

4つの項目についてまとめましたがいかがでしたか。

協議会での受験に失敗し、JCDAで合格した人間がまとめた実技試験の違いですので、
JCDAの方が試験対策しやすいかも、という印象をお受けになったかもしれません。

ただ、それは私の本当にお伝えしたいことではありません。 

 

私は「実技試験の内容理解」が深まるほど、

どちらの団体で受験しても「実技試験の本番が怖くなくなる」ということをお伝えしたいです。

 

実技試験の内容理解を深める方法は、色々あると思います。
過去問を解いたり、ロープレ勉強会に参加したり、詳しい人の話を聞いたり、
インターネットで調べたり、逆に情報発信を行うのも面白いと思います。


また、最近耳にしたのですが、日程の都合で、養成講座の対応団体とは
違う団体の試験を受けなければならない方も一定数いらっしゃるそうです。

 一見すると両団体の試験はとても似ていますが、異なる点も多数あります。

 

合格へ向け、注意して情報収集を進めていただければと思います!
みんなで一緒に合格を目指しましょう!

 

最後に、

もし何か質問がある方は、パーソンズ(旧サコキャリ)のTwitter(@sacocareer)までDMをお送りください!

ついでに、エールも送らせていただきます。(フォローも是非)

 

過去記事はこちらから

www.sacocareer.work

 

以上、長文ですみません。


サコでした。

 

”未来のパーソンズ”オリジナルのキーワード暗記集を発売しました

この度、国家資格キャリアコンサルタント試験の学科試験に頻出のキャリア理論と人物に焦点を当てたキーワード暗記集を作りました。

自分たちが、キャリア理論と人物を覚えることに苦戦したことをきっかけに、少しでも覚えやすくなるように問題形式で作っています。

 

f:id:sacocareer:20181205012241j:plain

 

ぜひ、こちらのURLから覗いてみてください。

 

販売価格は300円で、Kindle unlimitedの方は無料で見ることができるようです。

 

Amazonでも奇跡的に2位にランクインしています。

 

f:id:sacocareer:20181205012044p:plain

 

【一発合格が重要だった?】国家資格キャリアコンサルタント実技試験の再受験は大変

「一度落ちても次の試験で再受験すれば良いや」

「1年に4回も試験があるからきっと合格できるはず」

国家資格キャリアコンサルタントの試験を受ける前にそう考えている方はいませんか?

今回は、キャリアコンサルティング協議会での第6回・第7回の実技試験に失敗し、2回実技試験に落ちて、3度目の第8回の実技試験をJCDAで何とか合格したサコが実技試験の再受験の辛さについてお伝えします。

 

サコが実技試験を再受験するステップについて

  1. 不合格の事実を受け入れる
  2. 不合格の原因を明確にする
  3. 再受験の申し込みをする
  4. 最適な対策方法を選定する

 

それぞれ、詳しく説明していきます。

①:不合格の事実を受け入れる

再受験への1つ目のステップは、不合格の事実を受け入れることです。

ぶっちゃけここが、最も大変でした。

養成講座や有料講座でも合格ラインに近いと講師陣から言われたし、
何より一生懸命、真剣に挑んだのに何故だろうと思いました。

また、自分はキャリアコンサルタントに向いていないのでは、と思うこともありました。

しかし、私の場合は、キャリコンを目指す人として、クライエントを受け止めるように自分の現状も受け止めようと決めました。

 

②:不合格の原因を明確にする

再受験への2つ目のステップは、不合格の原因を明確にすることです。

自分の実技試験を振り返って、何が良くなかったのかを分析します。

思い出すことは意外と難しいと思います。

試験の当日から合格発表まで、1か月前後の期間がありますので記憶が曖昧になります。また、手元にある情報は点数ABCの評価のみです。

私の場合は、信頼できる試験合格者や実務者を中心とした複数人に直接相談したり、メールでやりとりをしながら分析しました。

これから受ける方は、覚えているうちにどのような回答をしたのかを記録しておくことをオススメします。 

 ※無料相談サービスもいくつかあるようです: 

申込方法 | キャリアコンサルタント・キャリアコンサルティング|キャリコンシーオー

キャリアコンサルタント試験無料相談お申込みフォーム of キャリアスタジオ Talking Heart

 

③:再受験の申し込みをする

再受験への3つ目のステップは、再受験の申し込みをすることです。

間が開いてしまうと、モチベーションが低下してしまう可能性があります。

ですので、モチベーションが下がらないうちに、早めに再受験の申し込みをしておくことをオススメします。

私の場合は、「今やめたら、ただ試験に失敗した人で終わる。次で結果が出たら失敗を活かせる人になれる」と自分を奮い立てていました。

注意しておきたいことが、実技試験の再受験は論述日程と面接日程の両日を押さえておくことです。

どちらか欠けてしまうと、採点対象にならないからです。

 

 

④:最適な対策方法を選定する

再受験への4つ目のステップは、最適な対策方法を選定することです。

試験の準備には約3か月間あるので、不合格の原因を克服できる自分に合った対策方法を探しましょう。

「3か月もまた試験勉強しないといけないのか」、「有料講座にはまたお金が掛かる」、「インターネットの情報だけではどの有料講座を選べば良いか分からない」

と思わず文句も言いたくなると思います。

私は、有料講座の内容が自分に合わなかったら嫌だなと考え、インターネットで細かく情報収集しました。

結果的に、仕事終わりに参加できる平日夜間の講座に参加しました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

実技試験の再受験は、案外大変であることが伝わったと思います。

初受験は勢いを持って臨めますが、一発合格を逃すと初受験とは別の恐怖や緊張が生まれてくるはずです。

多くの方が、仕事・家事・育児・学業などと両立させながら勉強時間を確保されていると思います。

2回目の受験となると、本当に大変なことになります。
(私は2回落ちたので半ベソかきながらこなしました 涙)

だからこそハッキリ言うことができます。

「一発合格が重要!」

これから初受験を控えている方は、限られた時間の中ですが最善の準備をしてください。

目指せ未来のパーソンズの一同は、情報発信などを通じて応援させていただきます。

再受験の方も、諦めなければ絶対に突破できます。

合格をつかめば全ての失敗が報われます。やって良かったと思えます。


もし諦めてしまいそうな方がいれば、我々が励まします。
TwitterにてDMをお送りください。みんな仲間です。

みんなで一緒に合格を目指しましょう!

 

”未来のパーソンズ”オリジナルのキーワード暗記集を発売しました

この度、国家資格キャリアコンサルタント試験の学科試験に頻出のキャリア理論と人物に焦点を当てたキーワード暗記集を作りました。

自分たちが、キャリア理論と人物を覚えることに苦戦したことをきっかけに、少しでも覚えやすくなるように問題形式で作っています。

 

f:id:sacocareer:20181205012241j:plain

 

ぜひ、こちらのURLから覗いてみてください。

 

販売価格は300円で、Kindle unlimitedの方は無料で見ることができるようです。

 

Amazonでも奇跡的に2位にランクインしています。

 

f:id:sacocareer:20181205012044p:plain

 

 

これからは3人で更新します!

試験結果報告

国家資格キャリアコンサルタントを目指すみなさん、こんにちは!

私、実は、前回の第6回試験を受験しておりました。

結果は…残念ながら、実技試験で落ちてしまいました!

 

一発合格はなりませんでしたが、学科試験はギリギリ70点で合格したので、次の第7回試験で、「二発目」合格を目指そうと思います。

応援をしてくださった皆様、ありがとうございます。

そしてもう少しだけ、お付き合い願えればと思います…! 

私が受験した試験の様子については、追ってまた情報を記事にしようと思います。

 

2人の仲間が加わりました! 

 私は試験で落ちてしまいましたが、その代わり、嬉しいこともありました。

なんと、このサイトの更新に、2人の仲間が加わることになりました!

今後、3人でキャリアコンサルタントを目指す方や取得された方に向けて情報発信をしていこうと思います。

そこで、私も含め、改めて3人の自己紹介をしようと思います。 

 

自己紹介

f:id:sacocareer:20180212183812j:plain

名前:サコ

年齢:29歳

経歴:教育学部卒、新卒でIT商社に入社。現在はマーケティング業務を担当。就職活動が上手くいかなかった時、キャリアコンサルタントに相談して救われた経験があり、学生のキャリア教育に興味を持っています。

このページを作ろうと思った動機:

国家資格取得を目指す上で情報がなくて苦労したので、これから目指す方のお役に立ちたいという思いで情報発信を始めました。発信を通じて、キャリア教育に興味を持つ方と繋がることができれば、とも考えています。

 

f:id:sacocareer:20180212183802j:plain

名前:山下

年齢:26歳

経歴:

無い内定という就職活動での失敗を経て、二度の就職活動を経験。

その後、新卒で人材系企業に入社し、2年間営業として勤務。

現在は独立し、20代の若手社会人のキャリア支援をしています。

このページに協力しようと思った動機:

同世代の若手社会人と向き合う中で、より良いキャリアコンサルティングを追求したいと思っていたところ、サコさんと共鳴する部分があり、参加しました。

 

 

f:id:sacocareer:20180212183753j:plain

名前:かざま

年齢:28歳

経歴:教育学部、法学研究科卒、現在は書籍編集者

このページに協力しようと思った動機:つくることが好きだから。

サコとは大学からの友人で、 かつて二人暮らしをしていました。 

二人暮らし時代は、だいたい私がお料理担当でした。

 

強力な助っ人を2人も増員し、これからはもう少し高い頻度で、受験者や合格者に有益な情報を発信していきたいと思います。

 

タイトルもちょっと変えて…

読者の皆様にはあまり関係のない話ですが、心機一転、このサイトも名前を改めようと思います。

「サコキャリ」改め、新サイト名は「目指せ!未来のパーソンズ」 です!

 

皆様ご存知の通り、キャリアコンサルタントの起源はパーソンズに始まるものです。

20世紀の初頭、アメリカ産業革命期、生活や環境の大きな変化の中で、パーソンズは多くの人間のキャリア支援をしました。

現代も変化が早く多い社会となりました。

多くの人たちが、よりよい職を見つけることができるよう、歴史的な大先輩を見習い、皆で精進していきたいという願いをこめ、このようなサイト名にすることにしました。

変更するまで、少し時間はかかるかもしれませんが、変更されていれば、「あ、変わったな」くらいに思っていただければと思います。

 

それでは、今後とも、お楽しみに!

f:id:sacocareer:20180208234851j:plain

 

”未来のパーソンズ”オリジナルのキーワード暗記集を発売しました

この度、国家資格キャリアコンサルタント試験の学科試験に頻出のキャリア理論と人物に焦点を当てたキーワード暗記集を作りました。

自分たちが、キャリア理論と人物を覚えることに苦戦したことをきっかけに、少しでも覚えやすくなるように問題形式で作っています。

 

f:id:sacocareer:20181205012241j:plain

 

ぜひ、こちらのURLから覗いてみてください。

 

販売価格は300円で、Kindle unlimitedの方は無料で見ることができるようです。

 

Amazonでも奇跡的に2位にランクインしています。

 

f:id:sacocareer:20181205012044p:plain

 

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題の入手方法

 みなさんこんにちは!

今回は、実際に試験対策を進めていく中で、どこで過去問題が入手できるんだろう?と困った方に向けて記事を書いてみました。

同時に、過去問題関連の情報として、なかなか情報がなかった面接試験の記録も、簡単につけたので、参考にしていただければと思います。

f:id:sacocareer:20180212181931p:plain

国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題はどこで手に入る?

 過去問題は、基本的には試験実施団体より公開されており、問題と正答を自由にダウンロードできます。

ダンロードページはこちら →日本キャリア開発協会orキャリアコンサルティング協議会

(どちらの団体でも、内容は同じです)

 

注意点としては、いますぐにダウンロードしておくことです。

なぜなら、試験実施団体は最新の過去3回分の問題しか公開しません。

そのため、もし次に実施される試験をまたいで学習をする予定であれば、すぐにダウンロードしておくと良いでしょう。

(もしも、もっと古い過去問題を入手したい場合は、友人やツテを頼る方法が考えられます…)

 

過去問題集のような書籍は、今のところ出されておらず、現状、公開されているものはやはり最新3回分です。

「力試しをしたい」という方は、計画的に使用する必要がありそうです。

 

解説はどこで手に入る?

少なくとも、ここまでで過去3回分の問題と正答は入手できたと思います。

過去問題を解くと、次に「解説」があると便利ですね。

しかし、試験実施団体からは解説は出されておりませんので、自分で探す必要があります。

探す方法は、

  1. 参考書を探す
  2. 市販されているものを購入する
  3. 解説を公開しているサイトを参考にする

以上の、3種類の方法がありそうです。

 

参考書を探す

もっとも原始的な方法です。

しかし、繰り返し参考書を開くことにもつながり、かえって知識の定着が早めることができるかもしれません。

 

市販されているものを購入する

サイトによっては、過去問題の解説を販売しているサイトもあります。

そのようなサイトを活用して、学習の効率を上げることもできますね。

 

解説を公開しているサイトを参考にする

現在、唯一、キャリアコンサルタント試験の過去問題の解説を公開しているのは、「みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験」のサイトです。

www.career-consultant.info

 

各問題について丁寧に解説がなされており、解説の根拠となる出典も明記されておりますので、参考書片手にこちらの解説を見ると、より効率よく学べます。

f:id:sacocareer:20180212181549p:plain

試験の概要 (何問、何分、難易度、シラバス)

次に、試験の概要について把握しておきましょう。

どんな試験をクリアしなければならないのかがわかると、目の前にあるハードルが明確になります。

大きく分けて、試験は「学科試験」と「実技試験」があります。

 

学科試験

学科試験は、マークシート方式(四肢択一)の筆記試験です。

 

■学科試験

問題数:50問

試験時間:100分

合格基準:7割以上の得点

 

1問を2分以内で、解いていくイメージですね。

合格ラインが7割ということは、35問以上正解する必要があります。

過去問題を解くときは、試験と同じ100分でやってみると試験のイメージがしやすくなりそうです。

 

試験科目には、下記の5つが挙げられています。

  • 職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
  • キャリアコンサルティングの理論に関する科目
  • キャリアコンサルティングの実務に関する科目
  • キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
  • キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目

  

実技試験(論述、面接)

もう一つの試験は実技試験です。

この実技試験には、論述試験面接試験の2つの関門があります。

■論述

問題数:1〜2問

試験時間:50分

 

■面接

問題数:1ケース

試験時間:20分

 

論述試験は、過去問題が公開されている通りですが、ある事例に対して、論述式で回答するものです。

面接は、ロールプレイと口頭試問が行われます。

ロールプレイは約15分間で、受験者がキャリアコンサルタントとして、相談者と面談します。

 

簡単に言えば、理論が頭でわかっているかを紙面上で示し、次にそれが実践として行えるのかを面接で示す、といったところでしょうか。

 

詳細な試験要項(日本キャリア開発協会)はこちらです。

 f:id:sacocareer:20180212181403p:plain

 面接試験はどんな感じで進む?

面接試験の情報があまり多く出ていないので、私たちの受験の経験をお伝えします。

こちらは、あくまで私たちの経験であり、試験実施団体は特定の試験の形式を発表しておらず、今後同様のやり方で行われるとは限りませんので、ご注意ください。

 

〜私たちの場合〜

指定された時間帯に、受験者が集まり、順番に一人ずつ個室へと入り、ロールプレイを行いました。

個室に入る前に、設定が書かれている1枚の用紙を手渡され、読むように指示されました。

室内は、試験官2名とクライアント役1名と自分の計4名です。

相談役の方は、クライアントになりきって演じます。

15分のロールプレイが終わると、5分間の口頭試問へと移りました。

 

個人的な感想ですが、クライアント役の方が設定通りに役を演じきるので、非常にリアルな雰囲気で、本番さながらの15分間だったと感じました。

50代であろう方が20代の若者のクライアント役を演じる場合もあるので

違和感を感じなかったといえば、嘘になります。

 

しかし、日頃のロープレで様々なパターンで練習をしたことが、当日の動揺を生まなかったと思います。

また、相談内容も単純なものではなく、カウンセリングの最中に、クライアントが沈黙をする場面があるなど、応用力が試されます。

焦らずに、落ち着いて対処する必要があると思いました。

 

そのため、対策として

  • 様々な設定を設けて練習する(性別、年齢、職業、置かれている状況など)
  • 相談の難易度を高めに設定して行う(簡単に納得しない、など)

を練習の際に、意識して行うと良いかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

国家資格キャリアコンサルタントの試験は、過去問の徹底と、練習が何よりも大事です。

1発合格に向けて、過去問題を確実に入手して、学科試験と実技試験の対策に臨む必要があります。

過去問題も解説も、パソコンがあれば揃うので、すぐに計画を立てて進めることができます。

具体的な学習の進め方は、以前の記事でもご紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。 

 

▼以前の記事

www.sacocareer.work

 

それでは、一緒に合格できるように頑張りましょう!