【過去問を徹底的に解く?】国家資格キャリアコンサルタントの学科試験に1発合格する9ステップとは?

「学科試験を絶対に1発合格したい!」

そう思われている方は、多いのではないでしょうか。

国家資格キャリアコンサルタントを目指すほとんどの方が、仕事をしながら資格取得を目指されていると思います。

このブログを運営する私たちも、仕事をしながら1発合格を目指して勉強をしていました。

そして、2人とも運よく学科試験を1発合格することが出来ました。

2人の共通点は、「過去問を徹底的に解いた」という点です。

そこで、今回の記事では学科試験に1発で合格した2人が、どのように過去問を有効活用したかをご紹介したいと思います。

また、他の合格者にも、過去問をどのように有効活用していたかのヒアリングを実施しましたので、そこで私たちが考える過去問の有効活用の方法についてまとめました。

(決して高得点での合格ではありませんので、参考にするかはあなた次第です) 

 

 

①:試験への戦略を立てる

1つ目のステップは、戦略を立てることです。

私たちが、試験対策を本格的に開始したのは、試験から約2ヶ月前でした。

2人で試験に向けてどのように勉強をするか相談をして、戦略を立てたました。

養成講座で使用した教科書を、1から見直すことも検討しました。

しかし、限られた時間を有効に使うことを考えると、とにかく過去問を解くことに専念した方がいいという判断になりました。

 

②:試験範囲を確かめる

1発合格への2つ目のステップは、試験範囲を確かめることです。

意外と実施しない人が多いようですが、まずはどこからどこまでがキャリアコンサルタントの試験範囲なのかを確認しました。

「彼を知り、己を知れば、百戦殆うからず」という言葉があるように、まずは敵を知る必要があります。

試験範囲を正しく理解しておくことで、試験全体の理解が深まりますし、本来やらなくてもいいことに時間を費やしてしまうことを避けることができます。

出題範囲はこちら : 

https://www.jcda-careerex.org/files/requirements/67file_14695889551.pdf

 

③:過去問を集める

3つ目のステップは、過去問を集めることです。

私たちは協力して、第1回試験から第5回試験までの過去問試験をかき集めました。

実は、公式HPでは、第1回、第2回の試験の過去問はすでに削除されています。

そのため、公式HPで確認できるのは第3回〜第5回までの過去問のみです。

そこで、第1回、第2回の過去問を持っている人がいないかどうか、

養成講座の受講生仲間に、確認をしました。

結果的に、第1回試験〜第5回試験まで集めることに成功しました。

 

④:過去問を一通り解く

4つ目のステップは、過去問を一通り解くことです。

③でご説明した通り、第1回と第2回の試験を手に入れるまで時間がかかったため、

私達は、第3回試験から過去問を解き始めることにしました。

正直、1周目は全然わからない問題ばかりでしたし、自信がないまま回答する問題が8割〜9割だったと思います。

ちなみに、「第4回は合格率が低く、非常に難しい試験だった」と養成講座の講師の方から耳にしておりましたので、後回しにしました。

過去問を解く際は、試験と同じ制限時間を設けて、まずはわからなくてもひたすら解いていくようにしました。

  

⑤:みんなで合格キャリアコンサルタントで答え合わせ

5つ目のステップは、過去問徹底解説! | みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験での答え合わせです。

こちらのサイトでは、1つ1つの問題に、非常に丁寧な解説が入っています。

自分自身の回答と照らし合わせて、1つ1つ回答を確認していきました。 

回答の出典も記載されていますので、信頼感もあります。

知っているか知らないかで大きく試験結果が変わる、キャリアコンサルタントを目指す方にとって必須のサイトでした。 

 

⑥:間違えた問題を徹底的に見直す

6つ目のステップは、間違えた問題を徹底的に見直すことです。 

間違えた問題は、二度と間違わないように、見直すようにしていました。

先ほどご紹介したサイトだけではなく、養成講座のテキストの該当箇所を復習して、時にはノートにまとめながら理解できるようにしました。

 

⑦:100点に近づくまで過去問を解く

7つ目のステップは、100点に近づくまで過去問を解くことです。

私たちの場合、100点が取れるまで合計5,6回は、問題を解き直しました。

正解した問題でも、自信を持って回答をした問題は少ないはずです。

「回答を2つまでは絞れるけど、2つのうちどちらが正しいか自信がないまま回答する」ということは、たくさんあると思います。

だからこそ、過去問では、全ての問題を自信を持って回答できるところまで徹底して行いました。

 

⑧:最新の統計情報を確認する 

8つ目のステップは、最新の統計情報を確認することです。

私たちは、こちらのJILPTのHP内の統計情報を確認しました。

統計情報|労働政策研究・研修機構(JILPT)

試験では、統計情報が非常に重要です。

小数点一桁まで記憶することは、難しいですが、全体の傾向は必ず抑えるようにしましょう。 

 

⑨おまけ:参考書の購入する

9つ目は、参考書の購入することです。

過去問だけでは、どうしても網羅できない情報があります。

また、試験には、養成講座などで使用する教科書以外からの出題も多くあります。

特に下記の参考書は、試験でもよく出題される内容が記載されています。

仕事をしながらの試験勉強だったので、通勤時間などの隙間時間を生かして、どんどん読み進めていました。

また、試験対策だけでなく、キャリアコンサルティングへの考え方を深める本でもあります。

資格取得をした後も、活躍し続けたい人には必須の本であると言えます。

 

①キャリアコンサルティング理論と実際4訂版(木村周著)

 

②キャリアカウンセリング(宮城まり子)

 

③新版キャリアの心理学(渡辺三枝子著)

 

④カウンセリングの技法(國分康孝著)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。 

今回は、学科試験に1発合格するための過去問の有効活用についてお話ししました。

あくまでも、私たちの意見ですが、過去問を徹底的に解くことが学科試験合格の一番の近道だと考えています。

過去問を解くことで、試験当日は、「この問題は、過去問で解いたことがあるな」と感じる問題があったことも事実です。

最初に解く際は、右も左もわからないまま解いていくことになるかもしれませんが、何度も何度も解いているうちに、理解が深まっていくはずです。

これから受ける方は、是非参考にして見てください。

 

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