みなさんこんにちは!
今日も過去問題をあさっているサコキャリのサコです。
キャリアコンサルタント試験、学科試験の過去問題を解いていて、しきりに問われるのが「理論」についてですね。
今回は、この理論をどうしたら効率よく学習できるか、考えてみました。
結論は、「出題頻度の高い人物の理論から勉強していけばいいのではないか?!」。
何度も出題される人物や理論は、それだけ重要だということ!
ということは、頻出度の高い人物の理論は、再出題される可能性が高いのではないでしょうか。
そこで、過去の全試験(第1回〜第5回)の中から、問題の選択肢に挙げられた人物をリスト化し、出題回数の高い人物をランキングにしてみました!
「理論」分野の出題回数ランキング
▼出題回数ランキング
順位 | 人物名 | 出題 回数 |
1 | シャイン | 8 |
1 | シュロスバーグ | 8 |
1 | スーパー | 8 |
4 | エリクソン | 5 |
4 | ハンセン | 5 |
6 | ギンズバーグ | 4 |
6 | 國分康孝 | 4 |
6 | レビンソン | 4 |
9 | クランボルツ | 3 |
9 | サビカス | 3 |
9 | バンデューラ | 3 |
9 | ブリッジス | 3 |
13 | アイビー | 2 |
13 | カーカフ | 2 |
13 | ジェラット | 2 |
13 | ハヴィガースト | 2 |
13 | ヒルトン | 2 |
13 | フロイト | 2 |
13 | ホール | 2 |
13 | ホランド | 2 |
13 | ロジャーズ | 2 |
22 | アドラー | 1 |
22 | グラッサー | 1 |
22 | スキナー | 1 |
22 | ハーズバーグ | 1 |
22 | ブロンフェンブレナー | 1 |
22 | ベック | 1 |
22 | マーシャ | 1 |
22 | レヴィン | 1 |
22 | ロー | 1 |
(分析範囲:第1回〜第5回、調査:サコキャリ調査研究所)
どうでしょうか。
単純な一覧にすると、「シャイン」、「シュロスバーグ」、「スーパー」の理論の出題回数が8回で同列1位という結果になっています。
では、これを単純に上から勉強していくかどうか考えたのですが、ちょっとモヤモヤします…
実は、人物をリスト化をする際に気づいたのですが、学科試験全50問の中で、理論問題が出題される場所は2つに分かれているようなのです。
前回の記事で私が書いた通り、学科試験全50問にはきちんと流れがあります。
(前回記事はこちら→国家資格キャリアコンサルタント試験の過去問題を徹底分析! 〜学科試験50問の全体像〜 - サコキャリ@国家資格キャリアコンサルタントへの道のり)
では、出題される場所の違いは何かというと、どうやら「キャリアに関する理論」と、「カウンセリングに関する理論」の2種類にわけられているようなのです。
- キャリアに関する理論 :第6問〜第12問付近(各回6問程度)
- カウンセリングに関する理論:第28問付近(各回1〜5問程度)
ということは、学習するときも、この2つを分けて考えた方が、覚えやすいのではないかと思い、別々にランキングを作り直してみました。
理論別、出題回数ランキング
▼「キャリアに関する理論」の出題回数ランキング
順位 | 人物名 | 出題 回数 |
1 | シュロスバーグ | 8 |
2 | シャイン | 7 |
2 | スーパー | 7 |
4 | エリクソン | 5 |
4 | ハンセン | 5 |
6 | ギンズバーグ | 4 |
6 | レビンソン | 4 |
8 | クランボルツ | 3 |
8 | ブリッジス | 3 |
10 | サビカス | 2 |
10 | ジェラット | 2 |
10 | ハヴィガースト | 2 |
10 | バンデューラ | 2 |
10 | ヒルトン | 2 |
10 | ホール | 2 |
10 | ホランド | 2 |
17 | ハーズバーグ | 1 |
17 | フロイト | 1 |
17 | ブロンフェンブレナー | 1 |
17 | マーシャ | 1 |
17 | レヴィン | 1 |
17 | ロー | 1 |
(分析範囲:第1回〜第5回、調査:サコキャリ調査研究所)
▼「カウンセリングに関する理論」の出題回数ランキング
順位 | 人物 | 回数 |
1 | 國分康孝 | 4 |
2 | アイビー | 2 |
2 | カーカフ | 2 |
2 | ロジャーズ | 2 |
5 | アドラー | 1 |
5 | グラッサー | 1 |
5 | サビカス | 1 |
5 | シャイン | 1 |
5 | スーパー | 1 |
5 | スキナー | 1 |
5 | バンデューラ | 1 |
5 | フロイト | 1 |
5 | ベック | 1 |
(分析範囲:第1回〜第5回、調査:サコキャリ調査研究所)
こうしてみてみると、両分野にまたがって出題される人物もいるようですね。
まとめ
いかがでしょうか。
このランキングを見れば、「理論の勉強をどこから手をつけようかな…」という時に、ひとつの指針ができるかもしれません。
キャリアに関する理論なら、シュロスバーグから、
カウンセリングに関する理論なら、國分康孝から、学んでみてはどうでしょうか。
(※敬称略)
それでは、みんなで力を合わせて合格しましょう!
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